2011,09,25, Sunday
高松市で公共交通利用促進社会実験が10月より始まりますが、これにあわせた準備が着々と進められていたのでレポ。
詳しい内容については こちら(高松市のサイト) >> http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/18101.html
全国的にも注目されている丸亀町商店街を中心としたループバスがありますが、
これのルートが拡大したような感じで高松市中心部には「ちょいのりバス」が運転され、
また、郊外拠点においては太田駅~サンメッセ香川の「バス&レールライド」として運転されます。
◆ 「ちょいのりバス」
「ちょいのりバス」の高松築港バス停留所。
レインボー循環バスと同じ乗り場を使うみたいですが、バスが独特の形をしているので間違うことは無い筈!
また、丸亀街商店街バスの「駐車場で儲けた部分でバスの赤字を補填する」というスキームで支えられるのではなく、
手軽に乗れる100円という値段設定区域が拡大されたことによって、
どこまで公共交通にシフトされていくのか....という点に注目したいと思います。
◆ 「バス&レールライド」
こちらも、バス停が準備されていました。なんとこの区間が70円です。
サンメッセ香川界隈に向かっては、市の中心部からいくつかのバス路線が延びていますが、
こうした鉄道駅から東西方向へ人の流れを作ろうとするのは、この地域では初めてではないかと思います。
太田駅は駅前の道路が狭く、大型車どうしはもとより、普通の乗用車でも対向がやっとの所がありますが、
バスを通すために、2箇所ほど拡幅工事されていました。....小型バスとはいえ、このスペースだけで大丈夫なのかなぁ?(’’;
自宅近くなので、よく車で通り抜ける&通勤でも使う道ですが、まさかここに定期バスが入るとは、思ってもみませんでした。
バス停から駅方面をみた感じ。
駅から降りた人にとっては解りづらい位置かもしれませんが、ちょうどあった空き地を「うまい具合」に利用して回転場にしてました。
ここをバスが通る日がもうじき来るのですね!!
いずれも、都市中心部では自転車、郊外部から都心へは自家用車を使う文化が根付く高松市で、
ここまで大規模な実験ができるのは、市政が交通政策、しいてはコンパクトシティに熱心な証だと思います。
現在の自動車一辺倒の環境から公共交通へシフトするのは難しいかもしれませんが、10月からはじまる実験にまずは注目です。
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